雨の日でも安心してキャンプしたい!雨対策と楽しみ方

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CAMP

キャンプの魅力は晴れた日ばかりではありません。
の日のキャンプは晴れた日にはない特別な魅力がありますが、同時に準備や工夫が必要です。
雨が降るとギアが濡れてしまったり、地面がぬかるんだり、思わぬトラブルが発生することもあります。しかし適切に準備をしておけば楽しむことができます。

もこ氏
もこ氏

今回は、雨の日キャンプで気を付けるべきポイントをいつくかご紹介します!

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テント選びと設営ポイント

雨の日キャンプでは、テントの防水性が特に重要です。事前にテントの防水処理が十分に施されているか確認しておきましょう。テントの素材や縫い目、ジッパー部分が防水加工されているかもチェックポイント。
また、設営する場所の選び方も超重要!!
低い場所やぬかるんでいる場所を避けて、水はけの良い高台や、川や沢から離れた場所を選びましょう。

テントの防水性能(耐水圧)

耐水圧が高いテントのメリット
耐水圧が高くなればなるほど雨漏りの心配はなくなります。冬キャンプでは外の冷気を遮断する効果も高くなるため暖かく過ごせます。
目安は以下のとおりです。

  • 1500mm~2000mm: 軽い雨や一時的な降雨に適応。初心者向けや簡単なキャンプ向き
  • 3000mm以上: 本格的な雨や湿気の多い環境に強い。長時間の使用でも安心
  • 5000mm以上: 厳しい気象条件や登山、高山向け。極端な雨や雪でも安心
もこ氏
もこ氏

一般的なキャンプであれば1500mm〜2000mmの耐水圧があるテントであれば問題なさそうですね!

耐水圧が高いテントのデメリット
耐水圧が高くなればなるほど通気性が落ちるため、夏は蒸し暑く、冬は結露が起きやすくなります。
耐水圧の高いテントを選ぶのであればベンチレーション機能(換気機能)が付いていて換気をしてくれるテントを選ぶと快適に過ごせるでしょう。

水はけの良い場所を選ぶ

雨が降り始めたらテント内に水みちが出来てしまった!なんてこともキャンプでは起こり得ます。先を想定し、安全に過ごせる選択をしましょう。

  • 横からも上からも木々にカバーされる森林サイトを選ぶ
  • 地面の傾斜を確認して、周りより低い場所には設営しない(超重要⚠️)

1;森林サイトを選ぶ

天気が悪化しそうな時は、雨風を防げる森林サイトを選択しましょう。キャンプ場の方へ相談して予約場所から変更することも検討して。

もこ氏
もこ氏

横からも上からも木々にカバーされていますが、折れ枝が落ちてくることもあるので上部に注意です!

2;地面の傾斜を確認して周りより低い場所には設営しない⚠️超重要⚠️

雨水は自然流下します。高い方から低い方へ流れていきます。
設営しようとしているサイト全体の高低差を目視して、良き場所を選ぼう!
低くなっている場所を選んでしまうとテントに水みちがブチ当たっちゃった!なんてこともありえます。
場所選びは慎重に行いましょう。

もこ氏
もこ氏

プロゴルファーがやるパターのライン読みの要領で、傾斜を確認しよう。

グランドシートの利用する

テントの下にグラウンドシートを敷くことで、地面からの湿気冷気を防ぐことができます。また、グラウンドシートは防水性があるため、テント内に水が浸入するのを防ぐ役割も果たします。ただし、グラウンドシートがテントより大きいと、雨水がシートの上に溜まってしまうことがあるので、シートはテントより少し小さめにするのが理想的。

タープを利用する

雨の日キャンプでは設営の際に荷物を拡げると全て雨に濡れてしまいますので、タープは重宝します。
到着後、まずタープを立てることで雨に濡れる被害を軽減できます。

  • 1人でも設営が出来る、設営が簡単なタープを選ぶ
  • 雨が降ってもしみてこない耐水性があるタープを選ぶ
  • 使用人数に合わせた大きさのタープを選ぶ

レインウェアと防水グッズ

雨の日のキャンプでも快適に過ごすために服装選びも重要です。
雨の日に備えて、しっかりとしたレインウェアを持参することをお勧めします。特に、長時間外で過ごすことが予想される場合、防水性と通気性に優れたジャケットやパンツが役立ちます。また、足元を濡らさないように、防水性のあるブーツがあると便利です。

雨が降ると、全てのギアが濡れてしまう恐れがあります。特に、食料や衣類、電子機器などはしっかり防水対策をしましょう。防水バッグやジッパー付きの密封袋を使用することで、濡れてしまうリスクを減らせます。また、濡れた服やタオルを乾かすため折りたたみハンガーなどがあると便利です。

火を起こす準備

雨の日のキャンプでは火を使う際に一苦労することもあります。薪は濡れないように管理しましょう。
乾燥した薪を確保するため、事前に薪をビニール袋などで保護しておくと良いでしょう。
また、着火剤防水マッチを使用すると雨の中でも火をつけやすくなります。焚き火台やストーブを使う際も、風や雨からシェルターで守るように工夫しましょう。


雨の日のキャンプ料理

タープを使って調理エリアを確保すると良いでしょう!雨の日は行動が制限されるため、キャンプ料理をとことん楽しむことをオススメします!
大きな豚肉の塊を持っていき、アルミホイルで巻いて焚き火で焼けば、まぁワイルドなキャンプ飯が出来上がりです。夜はワインとデカ肉をいただき、翌朝はほぐしたお肉にBBQソースをかけてホットサンドでいただくのも美味しい!!
大胆なテンション爆上がりのワイルドキャンプ飯に挑戦してみるのも楽しめるかもしれません。
料理苦手組は雨に日になんでわざわざ・・と思われるかもしれないので、あらかじめ簡単に調理できるメニューを考えておくのもおすすめです!カップラーメンも外で食べると旨さ倍増しますからね〜。

防湿・カビ対策

雨の日のキャンプでは湿気が問題です。特にテントや寝袋は湿気を吸いやすく、カビの原因になりかねません。寝袋は防水カバーを使って保護し、テント内で濡れた衣類を干すスペースを作ることが大切です。
帰る前には、なるべくテントや寝袋を乾燥させてから収納するようにしましょう。
また、雨の時の撤収でテントは濡れたままで収納することになります。後日、近日中にテントを干して十分に乾燥させましょう!
探せば近所にテントを張れる場所があると思うので、テントを干しながら次のキャンプ予定を組んだりキャンプの反省会をしたり。

雨ならではの遊びを楽しむアクティビティ

せっかくのキャンプが雨に当たって残念、と思わずに雨の日ならではの楽しみを見つけましょう。
レインコートや長靴などで散歩に出かければ、美しく濡れた草木がたくさん見られます。
天気予報が怪しいときは雨用アクティビティを用意して出発しよう!

  • キャンプ場周辺の自然散策
  • 絵画、読書
  • プロジェクターで映画鑑賞
  • 手間のかかる料理に挑戦
  • 雨の音に耳をかたむけ、なにもしない

無理せず、”撤退する”という判断も時には重要

数週間前から予約してたし、新しいギアも導入したし、悪天候でも…キャンプやったるわい!!という方、その気概は素晴らしいと思います。ですが、状況によっては”撤退する”という判断も重要になります。
愛する自分のため、愛する同行者のためです。撤退を検討する目安にしてください。
あくまでも自己責任・自己判断になりますので、みなさまの本能の力で生き延びてください。

  • 強風 : テントの倒壊、倒木の危険性(風速20〜30m/s以上)
  • 豪雨 : 地面のぬかるみによる避難困難、土砂崩れの危険性
  • 雷  : テントや金属製の装備は雷の直撃を受ける危険性あり
  • 霧  : 視界不良のため方向感覚を失う危険性あり(山の場合)

まとめ

雨の日でもキャンプを楽しむためには、正しい心構えと正しい装備が重要です。 テントの防水性を確認し、タープやレインウェアを活用することで、雨は防ぐことができます。
雨の日ならではの静けさや雰囲気を楽しみましょう。
雨に降られても、逆手に取って新しいキャンプの魅力を発見してみてください!

雨の日のキャンプは、確かに不便なこともありますが、それもまたアウトドアの醍醐味です。少しの不便さを楽しめるように心構えをしておくことが大切です。
雨の日のキャンプには特別な準備と工夫が必要ですが、雨の音を聞きながらの読書焚き火を囲んでの団らんなど晴れた日とはまた違った魅力があり、普段のキャンプとは違った楽しみ方ができます。
しっかりと準備を整え、雨の中でも楽しい時間を過ごせるよう心がけましょう。防水対策を講じ、屋内の快適さを確保すれば、雨の日でも快適にキャンプを楽しむことができます。